痩せたいと思ったとき、
私が最初にやったのは、
「食べる量を減らすこと」でした。
できるだけ食べない。
お腹が空いても我慢する。
そうすれば痩せる。
それが当たり前だと思っていました。
実際、体重は落ちました。
数字だけ見れば、
うまくいっているように見えたと思います。
でも、その状態は長く続きませんでした。
あっという間にリバウンド。
そしてまた、
同じことを繰り返す。
そのうち、
体の変化よりも先に、
別の違和感が出てきました。
疲れが抜けない。
動くのが重い。
やろうと思っても続かない。
それでも当時は、
「もっと頑張らなければいけない」
そう思っていました。
その後、あることがきっかけで、運動を始めました。
とても楽しくて、
気づけば夢中になって体を動かしていました。
体系もずいぶん変わり、
体脂肪もかなり落ちました。
ただ、その先にあったのは、
思っていた現実とは違う世界でした。
運動のし過ぎで腰を痛めて、
日常生活にも支障が出るようになってしまったのです。
無理をすれば動けるけれど、
常時、腰から下に激痛がある、本当につらい日々が始まりました。
そんな状態になって初めて、
「本当にこれで良かったのかな?」と思うようになりました。
痩せることだけを優先して、
体そのものを後回しにしていた。
結果として、思い通りに痩せたけれど
👉体を壊してしまっていた。
振り返ってみると、
原因ははっきりしています。
振り返ってみると、
原因ははっきりしています。
きちんと食べずに運動していたこと。
ただ、当時の私は
それに気づいていませんでした。
👉カロリーだけを気にしていて
1日の上限は、1200キロカロリー
もう少し頑張ろうと思うときは、
それよりもさらに減らしていました。
何を食べるかよりも、
何を食べてもいいので、とにかく1200キロカロリー以内に抑える。
そればかりを気にしていました。
そんな毎日を過ごすうちに、
👉大体の食べ物のカロリーは、
見ただけで、ほぼ分かるようになっていました。
それくらい、
カロリーだけを基準に食事をしていました。
例えば、
ポテトチップス一袋は、約400キロカロリー。
それを一日に三袋食べる。
そういう日も結構ありました。
カロリーとしては、
一応、目標範囲には収まっているので、合格です。
でも今思うと、
体に必要なものを、
ほとんど採っていない、恐ろしい食生活をしていました。
体は、
当然食べたものでできています。
髪や肌だけでなく、
筋肉も、骨も、内臓も、血管も。
その材料が足りていなければ、
体は保てません。
それでも動こうとすれば、
どこかに無理がかかるのは当たり前の事。
当時の私は、
そんな当たり前の事すら忘れて、痩せることに執着し、動き続けていました。
その後、私はやり方を変えました。
まず、
「食べないこと」をやめました。
特別なことではなく、
必要なものを、
きちんと摂るようにしただけです。
すると少しずつ、
体の状態が変わっていきました。
疲れにくくなり、
無理をしなくても動けるようになる。
それまでのように、
頑張らないと維持できない状態ではなくなりました。
今は、
極端に痩せているわけではありません。
けれど、
無理をしなくても安定しています。
あの頃のように、
体を削るような感覚はありません。
食べずに痩せることはできても、
それが続くとは限らない。
むしろ、
続かない形で手に入れたものは、
どこかで崩れてしまう。
今はそう感じています。
もし今、
食事を減らしているのに変わらない、
頑張っているのにうまくいかない、
そう感じているなら、
一度、
「減らす」ことではなく、
「満たす」ことに目を向けてみてもいいかもしれません。
体は、思っているより正直です。