食べないと太る、食べると痩せる。私の体で起きた“逆転”の話

食べない方が痩せる。
ずっと、そう思っていました。

疑うこともなく、
それが正しい前提でした。

小さい頃から太っていた私は、
何かを足すことよりも、
何かを減らすことばかり考えていました。

食べる量を減らす。
お腹が空いても我慢する。
できるだけカロリーを抑える。

いわゆる
「食べないダイエット」です。

一時的には、体重は落ちます。
ただ、それは長く続きませんでした。

戻る、というより
元に戻る。

そしてまた同じことを繰り返す。

そのうち、体だけでなく
気持ちの方も疲れていきました。

何かを頑張ろうとしても、
どうしても続かない。

当時は、
「意志が弱いのだろう」と思っていました。

でも今振り返ると、
そうではなかったと思います。

単純に、足りていなかった。

体を動かすためのエネルギーも、
回復するための栄養も、
十分ではありませんでした。

その状態で、さらに頑張ろうとしていた。

うまくいかないのは、当然だったのかもしれません。

その後、運動を始めました。

きっかけは
ボディコンバットでした。

とにかく楽しくて、
気づいたら続いていました。

結果として、体は大きく変わり、
体脂肪もかなり落ちました。

ただ同時に、
体を壊しました。

やりすぎていたこと。
そして、やはり食べていなかったこと。

どちらも重なっていたのだと思います。

日常生活にも支障が出て、
それ以上続けることはできなくなりました。

そこで初めて、
やり方そのものを見直しました。

やめたのは、
「食べない」という選択です。

代わりに、
必要なものをきちんと摂ることにしました。

特別な方法ではありません。

肉や魚、卵や大豆など、
いわゆるタンパク質を意識して摂る

ただ、それだけです。

最初は少し不安もありました。

食べた分だけ、
戻るのではないかと思っていたからです。

けれど、変化は逆の方向に出ました。

体が軽くなる。
疲れにくくなる。
無理をしなくても動ける。

以前のように
「頑張らないと維持できない状態」ではなくなっていきました。

現在の体脂肪は21%前後です。

特別に絞っているわけではありませんが、
大きく崩れることもありません。

食べることを我慢しなくてもいい。
それでも体は安定している。

以前の自分からすると、
少し不思議な感覚です。

食べないと太る。
食べると痩せる。

最初は受け入れにくい言葉でしたが、
今は、その意味がよく分かります。

体は、
足りていない状態では変わりません。

満たされてはじめて、
本来の働きを取り戻す。

もし今、

食事を減らしているのに変わらない、
頑張っているのに続かない、

そう感じているなら、

何を減らすかではなく、
何が足りていないのかを見てみる。

そこから変わることもあると思います。

体は、思っているより正直です。

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